USM S8 最高1949 最終? ガルミミガッサ

おそらくレートに時間を掛けれる最後の時期であったので頑張ったものの、経験不足や知識不足から最高1949程度で終わってしまった。
構築自体はそこまで悪くないと思っている。
経緯などは続きから

構築の組み始めとして、6世代の対面的な構築が好みであったため既存の並びであるガルーラ+ミミッキュ+キノガッサから組み始めることにした。
そこで問題となるのが、S7で結果を残したボーマンダ+カバルドンの展開系構築。この3体ではキノガッサで多少は抗えるものの、裏にいるギルガルドキノガッサに対する強力なメタポケモンであるカプ・コケコの存在によってキノガッサだけでは展開阻止が難しいと考えた。

そこで、ボーマンダ+カバルドンに強く対面構築と相性の良い図太いHB霊獣ボルトロスの採用に至った。霊獣ボルトロスカバルドンボーマンダには非常に強く出れるものの、カバルドンに対しては行動回数を稼がれてしまう。そのため、挑発を覚えさせることでその解決を図った。

基本的には霊獣ボルトロス+2のように選出し、対面操作をしながら戦っていく構築となった。
以下、単体解説

@ガルーラナイト
197(132)-194(252)-121(4)-*-131(84)-125(36)
・6n-1
・C147EF電気Z10万が〜196
・最速テッカグヤ+1
・145-96カプ・テテフを恩返しで確定
恩返し不意打ちグロウパンチ炎のパンチ

構築の軸となるガルーラ。ガルーラは耐久に振らないとゲッコウガアーゴヨン、カプ・コケコのZ技によって一撃で倒されてしまって数的有利を取られてしまうことが気になった。
そこで、特殊耐久に厚めに振ったガルーラを採用した。また、Aは194ないとガルーラミミッキュキノガッサで重いカプ・テテフに対して恩返しで確定を取れない。
基本的に初手で出すポケモンであり、ここまで耐久に振ることで大抵の攻撃は耐えて行動できたため何もせずに倒されるということはめったになかったと思う。
技構成は、調整が崩れる捨て身タックルを嫌ったため恩返しを採用し、他には対面性能を上昇させる不意打ち、崩しのグロウパンチ、増加しつつあったナットレイに抗える炎のパンチを採用した。
6世代の時のような圧倒的な強さこそないものの、対面性能の高さに関しては7世代でも十分戦えるものであった。

@ゴーストZ
131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)
シャドークローじゃれつく影うち剣の舞

最速ASミミッキュ。初めはAB@ミミッキュZで用いていたものの、一般の鋼タイプの処理に困ることが多かったためゴーストZに変更。
また、カプ・テテフのスカーフ判別がこの構築では非常に重要であったため最速で使うことにした。
技構成は一般的なもの。ABミミッキュが増加していたように感じたが、ASゴーストZは考慮から外されていることが多いようで刺さる場面はかなりあった。

@気合の襷
135-193(204)-107(52)-*-80-122(252)
キノコの胞子マッハパンチタネマシンガン岩石封じ

ミラーに強いキノガッサ。ASで使っていたがキノガッサミラーになる展開が結構あったためミラーに強いBに若干努力値を割いた個体を使用した。
それ以外は技構成・持ち物共に一般のキノガッサのものである。

@ゴツゴツメット
183(228)-*-132(236)-166(4)-101(4)-126(36)
・最速テッカグヤ+2
ボルトチェンジめざめるパワー(氷)ヘドロウェーブ挑発

構築のクッションと対面操作を担う霊獣ボルトロス。挑発を持つことによってカバルドン展開に対して非常に有利に立ち回れる。
技構成は採用理由のボルトチェンジ、挑発に加えてカバルドンボーマンダ等への打点となるめざめるパワー氷とカプ・コケコの瞑想起点にならないようヘドロウェーブを覚えさせた。
初手にカプ・コケコを選出されることが多く、ヘドロウェーブが刺さることは多かった。
持ち物はゴツゴツメット。もちろん半分回復木の実で使ってみたが、ゴツゴツメットで先制技圏内に入れる動きが強力だったためゴツゴツメットで落ち着いた。

@進化の輝石 ダウンロード
191(244)-*-110-165(196)-124(68)-60
・C200PF下サイコキネシスを高乱数2耐え
トライアタックシャドーボールどくどくトリックルーム

相手のゲンガーやゲッコウガに対して厳しい立ち回りを強いられていたのでポリゴン2を採用。
メタグロス入りによく選出し、初手に出されやすいメタグロスに対してダウンロード+シャドーボールでかなり強く立ち回れる。
カプ・テテフのメガネの多さからやや不安は残るものの、ミミッキュなどを絡めて対処していた。
技構成は安定高火力のトライアタックとメタグロス等に打てるシャドーボール、相手のポリゴン2ポリゴン2を後投げすることがたまにあったのでその後の解答となるどくどくを入れた。最後に中低速で固まったパーティであったのでトリックルームを覚えさせることで自身を抜きエースにしたり、裏のガルーラ・キノガッサで上から殴っていく動きをできるようにした。
これは高速ポケモンの固まっているパーティに対して非常に有効な勝ち筋となった。

@ボーマンダナイト
171(4)-165-150-172(252)-99-189(252)
捨て身タックル地震火炎放射流星群

2枠目のメガシンカ。技範囲を広めにとってパーティの厳しいところを補完するようにした。
ボーマンダミラーで打てる最速流星群が非常に強力で、両刀ボーマンダの強さを再認識させられた。

重いポケモンフェローチェカプ・テテフバンギラスあたり。
カプ・テテフの数がまだかなり多い印象があり、1900帯でもたついてしまった。

以下の構築記事を参考にした。
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