信州大学マイナー杯優勝構築

大学の友人が信州大学のマイナー杯に誘われていたので、構築を組んだ。

ルールは6350フラットで、
第32回シングル厨のつどいオフでKP2以下かつ種族値530以下のポケモンしか使うことができない。
またメガシンカ禁止、ラッキー、天候ポケモンの禁止であった。また構築の変更は自由。
レート準拠ルールではないし、小規模なので簡単に。


179-116-148-×-96-161@どくどくだま
地震守る身代わり

この構築のキモ。このルールでは突破手段が非常に乏しいので、間違いなくトップメタだと思ったが使用者は一人だった。
多くがゴーストタイプの呪いで対策してくると思っていたのでハサミギロチンよりは毒が刺さると思ったためあまりの枠は毒。他は一般的な技構成にしてある。


145-162-101-×-100-172@しんかのきせき
虫食い燕返し電光石火剣の舞

このルールでは実質的な数値が輝石によって非常に高くなるポケモン。相手のAやCが低いので弱点技を食らう状況でも行動保証がある。
技構成は一致技かつテクニシャンの補正が入る2つと高威力で相手を縛れる石化、抜き性能を上げる剣の舞。初めは羽だったが、回復が間に合う状況があまりなかったので変更した。


157-×-127-159-127-119@拘りスカーフ
リーフストーム10万ボルトボルトチェンジトリック

パーティの攻撃範囲を補える上に通常ルールでもそれなりに強いため採用。数値もこのルールではトップクラス。
XYに作ったロトムがSに多少振っているようだったのでスカーフを持たせた。このルールで強いと予想されるスターミーに対して上から打点を持つようにしたかった。
技構成はメガが禁止なのでトリックを持たせたこと以外は特にいうことがない。


167-167-135-×-105-111@弱点保険
ギアソーサーギアチェンジワイルドボルト空元気

グライオンを突破する方法がゴーストタイプの呪いくらいしか思いつかず、それも簡単に読まれるだろうと思って弱点保険+ギアソーサー+ギアチェンジでグライオンに高い打点を持ちながら嵌められないようにした。このルールでは数値が高いのでグライオン以外にも弱点保険の発動機会があると考えた。耐性もそれなりに優秀なので多くの構築に出していける。
技構成は採用目的であるギアソーサー+ギアチェンジは確定として、鋼を半減する水に打てるワイルドボルト、安定打点になったり、火傷時にも腐らなくなる空元気を持たせた。メインで使う技が命中不安なポケモンはよっぽど強くない限りは使わない方がいいと思ってしまった。


161-×-93-161-86-173@命の珠
火炎放射ハイパーボイス悪の波動身代わり

上の4体で苦手なゴーストに繰り出しやすくて、かつ止めにくい炎高打点。トップ(だと思っていた)のグライオンにもハイパーボイスが打てる。
炎技と身代わり貫通のハイパーボイスは確定として、他の2つは汎用性の高そうな悪波と身代わりを持たせた。


172-156-135-×-136-78@突撃チョッキ
ドレインパンチ冷凍パンチ叩き落とす岩石封じ

まだまだキツいスターミーに繰り出しやすいチョッキズルズキン。叩きで逆に負担を掛けられる。このルールの叩きはほぼ確実に高威力で打てるので強力。
ボックスに威嚇の個体しかいなかったので威嚇で用いたが、脱皮のほうが火傷眠りなどにもワンチャンが持てるのでその方がいいと思う。
技は回復もできて命中安定のドレパン、グライにも身代わりを残されない冷凍パンチ、一致技で負担を掛けられる叩き、起点にならないよう岩石封じ。

6世代最後の構築がレート準拠のルールでなかったが、優勝してもらえてよかった。自分のことのように嬉しい。
サンムーンは大学院受験が他大受験なので院試が終わるまではできないため非常に残念だが、記事は読んで環境はある程度把握できるようにしておきたい。